テレビはつけないし、ネットやりつつテレビの「ながら視聴」もしない、という傾向が出てきているかも。
ウェブがテレビの代替材になってきたかもしれないこと、など - 観察・実験ノートで書いたものが1年後にどうなったか。今年はサンプルが約50名です。1年前のエントリーにあるように、いい加減な授業内の挙手による調査です。
「地上波、BSなど問わず昨日テレビをつけた人、見た人?」
- 75%。 90%→85%→75%と推移している。(今、書きながら思ったけど、ひかりTVの人はまだ少ないけど、この質問をどう捉えたのかな? 恐らくネーミングからテレビだと思うけど)
「昨日、メール、ウェブなどインターネットを使用した人は?ケータイでの利用ももちろん含みます。」
- 96%。 2人だけ使っていなかったが、3年やって毎年こういう人が1,2名いる様子は変わっていない。
「昨日テレビをつけ、インターネットも利用したという人に聞きます。インターネットを利用していた時に、テレビが同時についていましたか?」
- ついていたという人が25%で、逆についていなかったという人が75%。この75%という数字は、55%→65%→75%と推移。
ウェブにおけるキラーアプリが動画サイトであるというところまでは確認したが、それ以上は突っ込んでいない。やっぱりちょっと違うニコニコ動画 - 観察・実験ノートで書いたように、動画サイトでテレビコンテンツを見ている人もいるだろうし、UGCを見ているケースもあるだろう。
またネットを使う状況が移動途中や学校という場合にはテレビは同じ場所にないので、だからどうとはなかなか言えません。ケータイメールなどとワンセグとの同時利用ということをきちんと思い出して答えている人がどれだけいるかもわかりませんし。というわけですが、事実だけ記録。
メディアコンバージェンスや若者がそれぞれの用語をどういった概念で捉えているかも定かではないという理由から、きちんと質問するのがかなり難しくなってきているという印象が強く残りました。