Cnet Innovation Conference
「CNET Japan Innovation Conference 2006 Autumn」 - CNET Japanへ参加。
最近、情報へのアクセス分散化≒Long Tailについてずっと考えているのだが、このコンファレンスに参加しての違和感は、以下のとおり。最初のGoogleとSalesforceの2セッションは別として、よりCGMに絞った話となった後半で出てきたプレイヤーの提供するサービスが、「環境はLong Tailになってきた」と言いながら、自身がLong Tailとは逆行するようなサービスを作っていること。これは自分の理解不足なのかもしれないが、そのように感じた。
どういうことかというと、「すべてのブログを横断的に検索する」、「ワンストップで」、「ランキングによってネットのトレンドがわかる」というようなサービスのセールストークが、個々人が相応しい情報にたどりつくということとは相容れないように思えたということ。これは両立することの表と裏の関係が出ているだけなのか?
最近、目に留まった新書として、
- 作者: 森健
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/15
- メディア: 新書
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さて、カンファレンスでインスパイアされて、自分が思いついたキーワードとしてはこんなところ。
- タグとアルゴリズムの関係性
- AJAXの次のUI
- 時間は有限
- 認知も有限
- ランキング(圧縮情報)
- 自己表現
- 「似たユーザー同士がつながる」ってどういうこと?
- ソーシャルほげほげのソーシャルって要はたこつぼ?
- アフィリエイト
- 何を書いたらよいか教えてくれるLivedoorの次世代ブログPRACとは?
- Democratizationってなによ?
ともあれ、こちらの本を再読してみます。
- 作者: アルバート・ラズロ・バラバシ,青木薫
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2002/12/26
- メディア: 単行本
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