5歳のこどもの映像視聴形態

うちのこどもはテレビ放送を見ていてトイレに立つ時に「一時停止にして」と言う。「それはできない」と言うと怪訝そうな顔をする。うまく説明できていないから何度も同じやりとりを繰り返しているのだが、ともあれオンデマンドが視聴形態のデフォルトになっていることは間違いない。記憶媒体には2種類あることもなんとなくわかっていて、テレビモニターに映像が流れていると「これはDVD?それともハードディスク?」と尋ねてくる。


週末は、私と「パソコンでDVDを見る!」のが習慣化してきた。Youtubeにアップロードされたものを見るということだ。これまでのWebサーフィンに加えて、パソコンは映像を見られる道具でもあるということもわかってきた。1日に見る映像の本数は5本以内にしているが、それでもパソコンのモニターで、好きなときに戦闘もののコンテンツが見られるということは彼にとって常識化している。


ただしいつでもオンデマンドで見るかというとそうでもない。ウルトラマンメビウス、轟々戦隊ボウケンジャー仮面ライダーカブトという見ても良いことになっている3つのコンテンツに関しては、なるべくリアルタイムで見ようとする。要はコンテンツさえ魅力的であれば、なるべく早く見たいというわけだ。ただしそれでも日曜日の朝7時30分は時に彼にとっても早い時間となるため(前夜夜更かししたときには)、2時間遅れぐらいで見ることが多くなっている。


Youtubeはややオタクが入っているとしても、以上は、まあ平均的なこどもの映像視聴形態ではないか。加えてわが子は地図好きの親父の影響を受けて、Google Earthに「すげぇ」と言っているが。