沖縄行

先月のことになりますが、沖縄で休暇を取りました。新型インフルエンザの流行が話題になり、一瞬キャンセルも考えましたが、今年は年明けからまとまった休みがなく、自分の関心もほぼ一点に集中していたので、ともあれ非日常を求めて行ってきました。本島北部に滞在したので、新型インフルとは現在のところは無縁という結果になっています。


今回は妻が子どものためにアレンジした旅だったので、妙にアウトドアづいていて確かに非日常でありました。まずがじゅまる自然学校生き物さがし。なまこには「クロナマコ」とは別種の実はもっと黒い、ニセクロナマコがいるとか、ヒトデはけっこう堅いとか、ウニのとげはマジで痛いということを教わりました。


がじゅまる自然学校の本拠は意外なことに静岡県にあるホールアース研究所というNPOだそうです(ツアー事業は株式会社組織で実施しているらしい)。案内してくれたのは、「静岡にUターン就職したら沖縄勤務になった」という人でしたが、このNPOは今でこそ脚光を浴びてきた「エコツアー」の草分けだそうで、1982年からやっているとのこと。別の日に訪れたやんばる自然塾ではヒルギの林(マングローブ)をカヌーで行くツアーに参加しましたが(今、すねの皮がむけ始めている)、ここのインストラクター養成などもホールアース研究所が行ったとのこと。


やんばる自然塾は東村という宮里藍とパイナップルで支えられているところにありますが(まじでパイナップルはうまかった)、設立から10年が経過し、経済産業省の「ソーシャルビジネス」55選に選ばれるという実績も残しているようです。


ここで出会った人たちが、みな商売っ気のあまりない気持ちの良い人たちだったので、非常に良い気分転換となりました。ご興味ある方はご検討あれ。