AKY(あえて空気読まない)
「KY(空気が読めない)」というのが昨年の流行語にあったが、最近学生から聞いたのは「AKY」ということば。これは「敢えて空気を読まない」ということらしい。調べたらすんなりと見つかった。
「キャラ」とか「つながり」とか「空気」に敏感な大多数の学生の中で、「そんなもんには端から抗ってやるよ」というような学生が出てくるのはいつの時代でも当然のことだし、体制派に迎合してみたものの「mixi疲れ」や「モバゲー疲れ」*1を経てAKYにたどり着くパターンもあるだろう。
いずれにせよ、この言葉が市民権を得るかは興味深い。ちょっと大げさだが、情報ネットワーク社会の今後を見極めるうえで注目したい。
*1:私の周りの30代のユーザーから聞かれるモバゲーは印象は「これまでで最もエネルギーのいるサービス」というものだが、これはレスをつけないとそれなりの制裁を受けるため、常に空気を読みつつ、キャラを設定し、つながりをつける必要性があるからだということだ。