日本の広告費2007

何でいきなり1兆円も増えたの?と驚いたが、大幅な改訂が約20年ぶりに行われたようだ。
日本の広告費2007


主な改訂内容は

  1. マスコミ四媒体広告広告費は、「雑誌」の推定対象誌を増加(専門誌・地方誌等を拡張)した。
  2. 「インターネット広告費」は広告制作費を推定した。
  3. プロモーションメディア広告費は以前のSP広告費の呼称を変更し、内訳を見直した。
  4. 「屋外」は以前の広告板・ネオンに屋外ビジョン・ポスターボード等を追加した。
  5. 「交通」は以前の鉄道・バスに空港・タクシーを追加した。
  6. 「折込」は全国の折込料金を見直して推定した。
  7. 「DM」は以前の郵便料に民間メール便配達料を追加した。
  8. 「フリーペーパー・フリーマガジン」の広告料を推定した。

とのこと。追加やインターネット広告の制作費のように推定して追加したものもあるので、一気に1兆円も増えたわけだ。


で、毎年話題になるインターネット広告費は制作費も含めると6003億円。媒体費のみだと4591億円。76%が媒体費。テレビなどのマス4媒体は制作費も含めての金額なので、これからは6003億円の方で比べることになる。不調の新聞は9462億円ですが、2年後にはネットに抜かれるでしょうね。たぶん。


興味があったので、広告費のうち媒体費が占める割合も調べたら、

  • ネット76%
  • テレビ90%

でした(他は開示されず)。テレビの媒体費が高いと見るのか、それともネットの制作費が高いと見るのか?