新書マップと図書街

1年生のゼミで新書マップを紹介したところ、きわめて評判が良かった。多くの学生はユーザーインターフェイスのカッコよさに驚いていた。ぜひとも今後もいじってもらいたい。そしてまずは新書でも読んで、参考図書をたどってみて欲しい。


この新書マップのコンセプトはコンテンツの「合致」ではなくて、テーマの「連想」や「関係」である。で、「連想」や「関係」を本に適用するという試みを新書マップ以外でやっているのが、「図書街」である。書籍間の関係については松岡正剛さんの頭の中がそのままプロットされるのだろう。これが千夜千冊の副産物なのか、図書街構想が先なのかはわからないが。


この図書街という話は金子さんから何度か聞いているのだが、どうもその具体的なイメージがつかめない。ウェブを検索しても、プロトタイプらしいものは見つからない。これは私の今の研究テーマともかなり関係するのだが、残念。と思っていたところ、先日モネを見に国立新美術館に行ったときに、こんな案内を発見。
発現するドキュメンテーション 蓄積と検索から表現へ


夏学期の報告もかねて行くつもり。