メモをとる道具

「これが教科書なので、もし合格したら初回の授業までに入手しておいてね」
ということをゼミの選考で言ったら、3人のうち1人は「ペンを忘れたので貸してください」。残りの2人はやおら携帯電話を取り出してそれでメモをとった。それもものの10秒で終了。


この2人の所作は、メモ帳と三色ボールペンの僕にはカルチャーショックだった。でもそのままECサイトで本を買うならその方がたしかにタイプする回数は少ない。PCよりも起動のしやすい携帯端末でメモを取るのはある種合理的。クレジットカードを持っていないかもしれないしね。学生は。要は、ケータイのテンキーで打つのが遅い個人的な理由で、僕の枠組みが規定されていたのかもしれない。


でもアイデアは紙じゃないと生まれないと思うんだけどなぁ。なんてこと言ってて、勤まるのか?>俺。