バーレーンに勝利

バーレーン 日本
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得点者:小笠原

アウェーで勝利。イランも北朝鮮に勝ったため、上位2チームが抜け出した格好になった。仮に2連敗しても、バーレーンが2連勝しない限り、勝ち抜けとなる。が、最終戦がイラン戦だけに次で決めたい。

やはりヒデは今の日本代表のスタッフとW杯予選という試合を考えると、ボランチというのが合っているように思う。これはどちらかというと攻撃よりも守備が良くなるからだ。彼の運動量と守備意識の高さ、それと状況に応じた指示というのはやはり抜けている。要はリーダーシップということなのだろうが。たしかに「先発で使う」というジーコの考え方は納得がいくようになってきた。ただし小野との併用問題は依然残る。今回トップ下でヒデと中村が並んだらどうなっていただろう。

日本は、加地と三都主がまるでダメ。後半は守りを意識しただろうから、それを差し引いても、攻め上がりの数が少ないし、良い位置でボールをもらってもトラップミスでとられるし、仮にクロスまで行っても、精度低し。それぞれ、危険と思わせるクロスは1,2本ずつしかなかったのではないか。私はJリーグをほとんど見ていないので、わからないが、代わりになる選手はいないのだろうか。

得点シーンについては、ダイレクトにパスが3本つながると、守備はやっぱり混乱するという典型。小笠原のシュートは素晴らしかったが、比較的ディフェンダーとの距離が空いているところをフェイントを入れて右にシュートコースを作ってのゴール。

最大のピンチは前半終了間際の右サイドからの40メートルほどのシュート。これも発端は三都主のミス。こいつは、無意味なシミュレーションでイエローカードをもらうし、白痴か。川口が取り損なったのかと思い瞬間川口を罵倒していたが、Vを見たら枠に行ったかなり難しいシュートだった。よくはじいたと言えよう。

セットプレーをいくつか与えたが、後半の25分頃から、バーレーンの動きが一気に落ち、日本が中盤でパスを自由に回し時間の進みが早くなる。ロスタイムも少なく、珍しくロスタイム交代のカードを2枚切ったジーコの進歩もあり、タイムアップ。

ディフェンスは85点ぐらいの出来。オフェンスは70点としておこう。柳沢には無理なのだろうが、もう少し強引さが欲しいところ。まあ、でも3-6-1の6での得点を演出できる選手としての機能が求められていたわけだから、良しとしよう。

とにかく次で決めたい。でも無観客試合ってのはやりにくいだろうな。モティベーションの維持が難しいだろう。