孤独と仲間

一人で作業をしていると、心配事が降りかかった瞬間、急激にクリエイティビティが下がる。

今年は年明けから比較的順調に来ていて、将来のアウトプットに使えそうなアセットを1日に3000字ぐらいのペースで書いたり、調べものを後に利用できるような形にまでまとめたりしていたが、先週末から家族やその周りに複数の問題が生じ、そちらの方に時間も頭も取られるようになってしまった。いわゆる気ばかり使って、頭を使っていない状態。少し正確に言うと、機転ばかり利かせる頭の使い方で、思考にジャンプがない状態。するともう本当にダメ。学者ってやっぱりScholarでないと。

そんな状態にあって、励ましと、研究上のインプットを入れてくれる仲間の存在は大きい。たまたまある勉強会を週末にしていたせいで、今回の心配事の相談にも乗ってもらえたし、また非常に気の合う二回りも違う、大先輩も昼飯を食いながら話を聞いてくれた。メールで励ましてくれる仲間もいた。今日は、夜に莫大なアウトプットの資産になるフィールドに関する長時間のミーティングもある。

そんなことを経験しながら、いかにここ数年の多忙の中で見落としてきた、生活や人間にまつわるミクロな問題の存在と、業務上のつき合いとは違う仲間の存在のありがたさを感じる。