いまどきの大学生メール事情
本日の講義はメール・コミュニケーションがテーマ。
感想文に書かれた内容の数を正確に数えたわけではないが、思いのほか、彼らはケータイメールに苛立ちを覚えているらしい。送る立場になると「なんですぐに返事をくれないの」という気持ちで苛立って、場合によっては催促のメールを送る。受取る立場になると「なんでこんなときにメールを送ってくるんだ」という気持ちで苛立つものの、仕方なく返信することが多いようだ。みんな送り手と受け手のそれぞれの立場を経験しているのだから、話をすれば、仲のよい友人との間でルールを作ることはできるだろうし、友人ならば相手を慮るというのがそもそもあろうものだと思うのだが。
Pushで送られてくるケータイメールって技術的な設計に問題があると言うこともできるし、そもそも(PC)メールは非同期なコミュニケーションメディアだよね、ということを教えたり、考えさせたりする場がないこともおかしい。
でも、別に学生だけがケータイメールに振り回されるような生活を送っているわけではなくて、会社のPCに来たメールをケータイに転送する設定にしているビジネスマン諸氏も同じことなのかもしれない(私はそんなことしていませんが)。
あとは、この世代になじみの深いwebメール。どこに情報が蓄積されているものかについては、ほとんどの学生が考えたことがないようでした。端末とサーバー側の両方にメールのデータを持っている人は1割程度で、「サーバー側への信頼が高いわけ?」という問いについても、「いや考えたことなかった。メールというのはそういうものなんでしょ」というのが大方の反応。
おもろいです。