Googleの決算書

例のごとく規模感をつかむ。

  • 6月30日締めの四半期における売上は13億8400万ドルで,前年同期の7億20万ドルから98%増加,前の四半期からは10%増加.このままの金額で推移しても年額55億ドル,つまり6000億円企業に。
  • 純利益は3億4280万ドルで,前年同期の7900万ドルから344%の増加.つまり4.3倍近く.ただし前の四半期から額は7.2%の減少。単純4倍で13.7億ドルで、年間1500億円ということになる。
  • 売上高の53%に相当する7億3700万ドルがGoogleサイトからのもの.金額では前四半期から12%の伸び.これはその前の四半期の24%から半減している。
  • パートナーサイトの売上は、全体の46%に相当する6億3000万ドル.金額では前四半期から8%の伸び.やはり前四半期の19%から半減。
  • このパートナーサイトの売上のうちパートナーに4億9400万ドルを支払う.これは売上の78%に相当.
  • 資産の部を見ると3月31日の38.65億ドルから44.98へと約6.3億ドルの増加.

売上成長率は前年同期比で見ると依然高いが、前の四半期に比べるとそんなでもない。前四半期よりも売上増加で最終利益減少だから、最終利益率(25%)も低下。営業利益ベースで見たくなるが、やめた。

追記:
四半期の売上高と営業利益の関係はこの3ヶ月で売上高13億8400万ドルに対して、営業利益が4億7600万ドル。営業利益率34.4%。その前の3ヶ月については売上高12億5700万ドルに対して、営業利益が4億4300万ドル。営業利益率35.2%。